今日たまたま見ていた番組でのことだが、ある海外青年協力隊員に将来の夢を聞かれたシリアの女の子が「わたし将来お金持ちになりたいの」と答えた。「なんで?」と問うと「お金は死んでもあの世に持っていけないでしょ、この世で子供たちの教育のためにお金貯めて使いたいの」と返答したと。
その言葉を聞いていろいろ考えた。普通子供が「お金持ちになりたいの」と言うと、ほくそ笑む反面大丈夫かい?と心配したくもなる回答かと僕は思うが、その理由が「子供の教育」とは、子供なのに自己の利得ではなくすでに他者に視点が向けられている点に驚きを感じるとともに、「お金はあの世に持っていけない」という理解は、自分は果たして子供の頃に持ちえた思考だっただろうか・・・と。
この子に質問した青年は、この言葉を聞いて今では海外に幼稚園を拓くなど他者支援という人生に自分を導いてくれたと言っていたが、たしかにこの子供の一言が一人の人生、生き方を決め、結果さらに多くの人の人生を支援するようになるという、まさに神の恵みそのものと言えるのではないだろうか。